着物リメイク ゆえシャツ | 「夏の佇まい summer collection」
夏の定番のリゾートシャツといえば、アロハシャツ。
リラックスできるスタイルでありながら、着物リメイクのアロハシャツは、ほどよく上質感があり、幅広いシーンで着用いただける男性にも人気のアイテムです。
今回は、着物から製作するアロハシャツ「ゆえシャツ」のご紹介です。
内容は、以下の通りです。
- キモノフクのコンセプト
- ゆえシャツの起源
- 圧倒的で上質な素材
- 産地特有の織り
【キモノフクのコンセプト】
つるとが取り組んでいる「キモノフク」は、着物をアップサイクルした、他には無い唯一無二の衣服です。
一枚の着物から製作できる数は、わずか1〜2点。
そのため、同じものが存在しません。
そのため、同じものが存在しません。
同じ生地から製作する量産型の服とは全く異なり、非効率的な生産方法とも言えます。
【ゆえシャツの起源】
夏の定番とも言える、ボタニカルで大柄のアロハシャツ
実は、アロハシャツの起源に、着物が関係しています。
日本からハワイに移住していった人々が、着物を使用し、開襟シャツをつくったことが由来とも言われています。
キモノフク(着物のアップサイクル)を展開する中で、「夏の装い」にふさわしいシャツ”アロハシャツ”を着物地で再構築しようと思い、「ゆえシャツ」を製作しています。
その名前の”ゆえ”は、”故”から来ています。
繊細で粋な着物のうつくしさが要素として、アロハシャツには息づいています。
アロハのルーツに、着物が関係しているように、日本の文化が何かのルーツになることの意味合いを込め、「ゆえシャツ」とネーミングしました。
より現代に馴染むよう、キモノの特徴活かした、コンテンポラリーな衣服に仕上げました。
【圧倒的で上質な素材】
着物から作ることで生まれる、唯一無二の素材感があります。
時代を越えて、今ここに存在する「着物」。
中には、50年以上前の着物が、そのまま良い状態で保管されていたものもあります。
その着物たちには、時間を経てきたからこそ感じられる「和のうつくしさ」があります。眠っていた着物たちは、これまで出会ったことの無い個性豊かな質感を持っているのです。
その着物たちには、時間を経てきたからこそ感じられる「和のうつくしさ」があります。眠っていた着物たちは、これまで出会ったことの無い個性豊かな質感を持っているのです。
そして、かつての先人たちが、情熱を注いで製作してきた織の素晴らしさを伝えていきたいという思いが込み上げてきました。
その時代だからこそ、職人が手間を惜しまず技巧を凝らし、生まれきた手仕事の結晶とも言えます。
それらを持ち合わせているのがキモノフクです。
【産地特有の織り】
例えば、日本を代表する「大島紬」「塩沢紬」「結城紬」の正絹のお着物はそれぞれの産地特有の織りの特徴があり、
一生着ることができる丈夫な生地です。普段使いしやすい色柄が豊富にあるということも特徴です。
上の着物は、日本を代表する紬の1つ「塩沢紬」。
麻織りの技術を絹織物に取り入れており、独自の上品さと落ち着きがあります。
着るほどに馴染み、現れるてくシボ感が特徴。丈夫で軽く、シワにもなりにくいという特徴もあります。
着物の素材感は無限大です。着物リメイクするにあたって、生地によって向き不向きがあります。
1着1着の素材感をじっくり確認し、ゆえシャツにふさわしい着物を選別しています。
化学繊維の着物は、使用しておらず、正絹を中心に「天然素材の着物」を選別し、製作しています。
引き続き、ジャーナルにて、「キモノフク」の情報を公開していきます。
この着物リメイクを通して、少しでも多くの方が、和の文化に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
【ゆえシャツ|着物リメイクのアロハシャツ】
「あなたと継承していく、和のスローファッション"キモノフク”」
→ https://www.tsuruto-online.com/products/kimonoshirts03
セミオーダー料金:¥21,000(税別)
* 着物の解きや洗いのサービスが含まれています。
>>セミオーダー<<
【crew】
Model : Sakiko Takizawa
Model : SAI
Hair & Make : Masahiro Yanagisawa
Photograph : Hidetaka Nobu
Patternmaker : atelier Shinozuka
Produce : TSURUTO
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